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どんな人が対象

訪問歯科診療の対象となるのは、「通院困難な方」と決められいます。

例えば、下記のような理由で通院が困難な方が対象となります。

認知症

脳梗塞

​統合失調症

​リウマチ

重度の

うつ病

​パーキン

ソン病

歯を診てもらいたくても様々な理由で通院できない人がたくさんいます。

しかし、体に障害があったり、病気を抱えている人ほど口腔ケアを行いにくく、治療が必要な状態になりやすいと言えます。

訪問歯科診療で、なにができる?

虫歯・歯周病の治療や予防

虫歯や歯周病になって歯を失ってしまうと、噛む力が弱くなります。すると体を支えたり、踏ん張ったりする力が衰えてしまうので、結果として寝たきりのリスクを高めてしまいます。
特に歯周病は要注意で、歯周病があると、脳梗塞、心筋梗塞、心内膜炎、糖尿病、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症、がんなど、全身疾患のリスクを高めてしまう事が明らかになっています。
痛くなる前に治療や予防を行い、ご自身の健康な歯を1本でも多く残すことが大切です。

入れ歯の製作や調整、修理

お口の機能が衰えてしまうと、食事がうまく取れず栄養失調を招いたり、咀嚼による脳への刺激が低下し認知症に繋がる恐れがあります。歯を失ってしまった方は入れ歯の製作、すでにお持ちの方は調整や修理も行うことができます。

嚥下障害を予防するトレーニング

唾液や食べ物を飲み込む機能が衰えると、誤って気管に入ってしまい嚥下障害や誤嚥性肺炎にいたる可能性があります。誤嚥予防のため噛むこと、飲み込むことのリハビリやトレーニングを行います

歯石除去などのお口のクリーニング、口腔乾燥の予防

高齢になってくると唾液の分泌量はどんどん減っていき、口腔内が乾燥しやすくなります。そのため唾液による洗浄機能が衰え、虫歯や歯周病リスクは高くなります。
歯磨きでは落とせない歯石もリスクを上げる要因のひとつです。、お口の中を清潔に保つため、歯科衛生士がクリーニングを行います。

訪問歯科診療の流れ

診療を希望する申し込み

訪問歯科サービスを受けるときは、患者さんのお住いの地域での申し込みが必要になります。

市区町村の窓口などで申し込みを受け付けているほか、お近くの歯科クリニックまたは医療法人などの歯科医療機関でもご相談を受け付けています。地域包括支援センターや、社会福祉協議会、保健センターなどには医療・介護の専門家がおり、 介護に関するどんなお悩みも相談することができます。また、要介護認定を受けている方は担当のケアマネジャーや、在宅療養支援診療所、訪問看護ステーションなど、 在宅医療を支援するための地域の機関に訪ねてみてもいいかもしれません。

検診、ヒアリング、訪問日時決定

訪問歯科治療では、まずは患者さんの歯や歯茎の状態を確認するために検診から始まります。患者さんの健康状態も考慮して適切な治療法を歯科医師が提案して、患者さんの家族や介護者も説明をききながら一緒に治療計画を立てていきます。

治療開始

訪問歯科サービスでは訪問歯科専用の持ち運び可能なレントゲンやバキュームがありますので、そういった訪問専用の設備がある歯科医院を選択することをおすすめします。治療は治療計画に基づいて進められていきますが、患者さんの健康状態や口腔内の状態に応じて計画の内容が変わることもあります。

定期的なメインテナンス

治療が終わっても、口腔機能を維持するためにはケアが欠かせません。診療後には生活における注意点など指導を受けることができます
また、定期的に歯科健診やお口の中のクリーニングを行いお口の健康を保つことが重要です。

訪問エリア

訪問歯科は依頼する歯科医院より半径16km圏内にお住まいの方と定められたいます。
詳しい訪問エリアに関する内容、または訪問歯科に関する疑問点などがあれば、直接歯科医院に相談してみましょう。

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